「埼玉県の障害者雇用状況」はたらく・むすぶ はばたき情報部(狭山市障害者就労支援センター)
2017年8月30日
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はたらく・むすぶ
埼玉県の障害者雇用状況は、平成28年度統計で1.93%、全国30位タイとなっております。
全国平均が1.92%となっており、全国平均を超えるのは20年ぶりとの事です。
また、ハローワークでの職業紹介状況は、就職件数が3,958件、対前年度比419件、11.8%の増加で過去最高を更新しています。
その中でも精神障害者・その他の障害者(発達障害者、難病患者など)の就職件数伸び率がとても多くなっています。
このように、県内の就職状況は改善を続けていると感じています。
しかし、ただ闇雲に就職をすればいいということだけではなく、
その職場で長く働き続ける事が重要であり、その支援をいかに有効に機能させていくかが
就労支援センターとしての使命であり課題でもあります。
私がこの仕事で出会った方からこのような言葉をいただきました。
日本海軍連合艦隊司令長官であった山本五十六の言葉です。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて 誉めてやらねば人は動かじ」
この言葉は有名ですので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
この言葉には次の続きがあります。
「話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば 人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば 人は実らず」
この3つの言葉に就労支援というものが凝縮されていると、その方は言っておられました。
私はとても感銘を受け、この言葉を常に頭に置きながら、
支援をしていきたいと強く思ったところであります。
以上、就労支援センターの原でした。