ワークアップ狭山 健康講座『断るチカラの磨き方』①架空請求とキャッチセールス
健康講座『断るチカラの磨き方』①架空請求とキャッチセールス を行いました。
日時:令和2年8月
講師:みのり福祉会 ワークアップ狭山職員
長く働くためには、自立して生活できることが大事です。
安全で安心で、地域で暮らしてくには、ときに、断らなければならな場合も少なくありません。
特に、相手が悪意を持っている場面ではなおさらです。
さて、あなたは臆することなく断ることができますか?
私たちは、東京都消費生活総合センターがつくったDVD『断るチカラの磨き方』を教材として、悪質商法を学び、断る練習をしました。
1回目は「架空請求」と「キャッチセールス」です。
1.架空請求
ある日、見覚えのないところから請求のメールがきました。「そんなはずはない。」と電話すると、強い語気で支払いを迫られ、断れずに、払ってしまおうかと考えます。
あなたはどんな人ですか?
人に強く言われると、相手が正しいのかなと思ってしまう人が被害にあいやすいです。
仕事を始めたのだから一人で決めなくては、と思ってしまう人も被害にあいやすいです。
<断るチカラ>
・相手はわざと大きな声を出して、不安にしようとするので、きっぱりとした態度をとる。
・知らないメールは無視する。開かず削除する。絶対、電話しない! 返信しない!
・「こんなメールが来た」と相談する。お金は払わない!
・相談できる人を、普段からみつけておく。
<練習>
・職員に相談に来る練習をしました。
2.キャッチセールス
街を歩いていたら、アンケートの声をかけられ、途中で無料エステに誘われて、ついていったら、高額の化粧品を買うことになってしまいました。
あなたはどんな人ですか?
人に言われると断るのが苦手な人は、どんどんつれていかれて被害にあってしまいます。
<断るチカラ>
・初対面の人について行かない!
・最初にきっぱりと断る。「興味ありません。」「いりません。」「行きません。」
<練習>
・誘う人と誘われる人になって、断る練習をしました。
・最初に、きっぱりと断る。断る気持ちを前面に出して言う。
・断る言葉は一言で言ってしまう。「興味ありません。」
まとめ
断ることに慣れていないので、なかなかきっぱり話すことは難しいですが、相手に気をつかい合わせようとすると相手はどんどん話してきます。
不審な電話やメールは、信頼できる人などに相談しましょう。また、欲しくない・いならい物は、遠慮せずどうどうと断りましょう。